地域に憩いの場を! 『野崎さんじょう館』
「地域(野崎)に憩いの場を!」との想いから、『野崎さんじょう館』を自費で建設された橋川さんにご来店頂き、お話を伺いました。
ええもんスタッフ(以下:え): 本事業を始めて約半年、ショップを設けて4ヶ月ですが、
「野崎さんじょう館」を知ったのはごく最近です。
今日は色々お伺いしたいと思います。よろしくお願い致します。
橋川さん(以下:橋): こちらこそよろしくお願いします。
橋川さんを紹介して下さった三島さんとええもんスタッフで橋川さんを囲んで終始和やかな雰囲気。
向かって右:取材中笑顔でお話になる橋川さん
え: いつ頃から運営されているのですか。
橋: 2010年12月に開館したので今、ちょうど1周年です。
え: 自費で建設されたと伺っているのですが。どのような想いがあったのですか?
橋: 地域の皆さんや野崎観音を訪れた方々の休息の場になって欲しい、
気軽に立寄ってもらえる場所がつくりたい。
憩いの場づくりです。
え: 素晴らしいですね! いつ頃思い立たれたのですか。
橋: 自分の空いている土地があり、退職前に急に思い立ったんです。
え: ・・・(絶句)・・・。
橋: 野崎には観音さんや商店街もありますが、ゆっくり休めるところがないんですよ。
ほっこり出来るところがね。
商売やお祭りの露店で販売するだけではなく、人が集まる憩いの場をつくって
回遊出来る街をつくっていかないと地域が賑わわないと思っているんです。
え: 「さんじょう館」は、どのように使われているのですか?
橋: 今は、月1回寄席を開いています。
1/8(日)には1周年記念の歌謡ショーを行います。
楯の練習会場に使って頂いたりもしています。
橋: 自主企画ものは、月2回の開催が限度なんですよ。。。
寄席や歌謡ショーは、ほとんど持ち出しになっているので、
え: ・・・・・・。
でも、多くの皆さんに喜んで使って頂いているのは嬉しいですね!
企画や運営はどうされているのですか、、
橋: 10名で組織された運営委員会をつくっています。
私の兄姉にも色々と協力してもらっています。
え: みなさん頑張られているんですね。
是非多くの皆さんに「さんじょう館」を知って貰い使って頂きたいです。
え: ところで、「さんじょう館」『さんじょう』の名前には由来があるのですか?
橋: 野崎の辺りは、条里制が敷かれていて、さんじょう館の建つ野崎は”3条”と呼ばれる場所なんです。
また、日本国憲法の第9条、第13条、第25条 3つがくらしに活かされることへの願いや
3つの「譲」の心が持てるようにという願いもあります。 3つの譲るとは、「優しさとおもいやりの心」「素朴な態度」「自然と調和をとれた生活スタイル」
それぞれについて、全て取り入れたかったが選べなかったので、
3つづつあるので『さんじょう』という言葉に想いを込めました。
え: 沢山の気持ちが詰まっているんですね。
え: さんじょう館を利用したい方は、どうすれば良いですか?
橋: 私に直接連絡頂くか、運営委員のメンバーに確認してください。
橋川さんのお顔とお話を伺っていると、
ゆっくりした口調と笑顔からは想像できない熱い想いが伝わってきます。
橋川さんから「さんじょう館では、おもてなしを大切にして、遠くからの人に心のサービスができるようにしたいと願っている」との熱いお言葉も頂きました。
現在の所、企画から運営まで全て行うのはとても大変ということでイベントは抑えておられていますが、地域の皆さん、野崎にお越しの皆さんの憩いの場として、これからもっと賑わっていくことでしょう。
野崎さんじょう館
〒574-0011 大東市北条1丁目7-11
TEL 072-878-4646
※野崎参道商店街には面していません。
スーパー ジャンボ食鮮館nozaki のある交差点を北に40M
一筋目の道を右に折れ 大野歯科医院の道を挟んで向かい側
(野崎アーバンコンフォートの裏側です)
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